2008年12月12日金曜日

写真家とクスクス


今日は写真家のシュンさんと、今後の雑誌企画についての打ち合わせを兼ねてご飯を食べる。
オペラバスティーユの前で待ち合わせして、向かったのはケラー通りにある「スーク」という
クスクス料理屋。よろい戸のような大げさな扉をあけるとそこはかなりモロッコそのものの、なかなか雰囲気のあるお店です。



写真はタジーン。モロッコでとったもの。


まずは、前回企画の雑誌を前に乾杯!
そしてさっそく来年の東欧の企画に向けて、色々と話し合う。
シュンさんはいつもヨーロッパ中を飛びまわっている。
だから彼は東欧にめちゃくちゃ詳しい。
宗教から、人種から、歴史まで一通り解説してくれた。
唯一いったことがない国はアルバニアだそうだ。だよねー。

クスクスをつまみながら、他のフランスの雑誌企画についてもついでに相談。
私は「フランスの家族の肖像」という企画を考えていると伝えた。
フランスという国は、「家族」というものが日本とぜんぜん違い。
ゲイやレズの結婚カップルもいれば、子ども三人いても結婚してないカップルもいる。
養子縁組も多いし、お金持ちの夫婦が恵まれない子の援助をしていることもある。
そういう多種多様な家族を取材してみたいものだ。

さらに別の本の企画でぜひ写真をとってくださいー、と頼むと、
「いいですよ~。もうお金とかは二の次で、撮りますよー」と快諾してくれる。
はっきりいって一ヶ月くらいかかる大変な仕事なのに、瞬時に迷い泣く笑顔で答える彼はすごいなー。
ありがたいです。

なんて話している間に冬の夜は更けて。
来週からはなぜかスクワット巡りしましょう、という話でまとまりました。
それはまたそのうち。。。

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