2009年5月10日日曜日

南仏プロバンスの春



もう一ヶ月半以上前になるのだけれど、女友だち二人と南フランス、プロバンスに行ってきました。
いつも通り、土曜日の早朝、TGVでアビニヨンを目指します。着くのはお昼まで、そしてそこから別世界。一足早い春がきていました。まずお昼を食べようということになり、レンタカーでゴルドという小さな村を目指しました。ゴルドーはリュベロン地方で一番有名な村で、典型的な鷲巣村です。
有名なだけあって、ご飯を食べるところもたくさんあり、一軒のレストランの軒先を選びました。
太陽の下でのご飯は最高!ローストチキンの簡単な食事。
三人で乾杯しました。

午後はずっとリュベロンをドライブ。道が細くてくねくねなので、
久しぶりに運転する私は、ちょっと緊張。でも南仏のドライブはやっぱり快適。

今回泊まったのは、ここ。 イルシュールラソルグから車で10分ほど走った、何にもない森の中にありました。


広い手入れされたお庭に、古い建物。ちょっとお城みたいで、いい感じです。
偶然選んだ宿ですが、すごーく可愛かったです。
値段もリーズナブルでお勧めです。
オーナーは英語も話せます。

女子三人で泊まるので、一人用ベットが3つある小さいお部屋。
天井が高くて。シーツがパリっとしていて気持が良い。
なんか昔のヨーロッパの寮のようでした。
三人ともちょっと疲れているみたいで、夜はぐっすり。





朝は宿を探索。
昔風の可愛いキッチン。パリチとシャッターおしただけなのに、この愛くるしさ!
ここで朝ごはんを食べます。それだけで既に癒される三人。
朝食はクロワッサン、コーヒー、絞りたてジュースとフルーツとヨーグルト。
体の中から元気になれそう。
友だちは「こうしてのんびりしているとささー、いつも忙しく働いてるってのが馬鹿みたいだよねえ」と言い出し。
そうだねー、仕事に追われたくないねー、やめちゃおうか!
と笑いあう。とは口だけで、やめないのが人生で仕事ばっかりしてきた私達。

ご飯を食べ終わったらイルシュールラソルのマーケットへ。
ここでは、買い物根性が炸裂。
オーガニック石鹸、ラベンダー、エッセンシャルオイルや、地元のソーセージやチーズを物色。
ここはアビニヨンからたったの45分ほどなので、
アビニヨンまで来た人は、ぜったい寄るべきマーケット!
南仏最大らしいです。

その後、ルシヨンという小さな村に行きました。
アビニヨンから一時間ほどで、リュベロン山脈の小さな南仏の村に着きます。
ここは赤土でできたピンク色の家が並んでいます。
丘を登れば、空気が澄んでいて山の向こうまでずっと見えます。

 




ルシヨンの広場にいた猫。すごく人懐っこい。
しばらく私達と遊んでくれました。
いつも広場でこうして遊んでいるのかなー。



女三人集まるとかしましい、というけど本当にかしかましかったです。
車の中でも、ご飯食べている時でも、歩いているときでも、とにかくペチャクチャ。
仕事のこと、家族のこと、恋愛よもやま話など。
三十台も半ばになって、三人中二人は結婚しているというのに、
まだこうして女同士で旅できるなんてシアワセです。
また、行きたいね。

いい旅でした。