2009年1月25日日曜日

ストライキで大学に行けないかも

さて、木曜日はソルボンヌ大学の二週目の授業です。
内容は「リサーチの仮説の設定と指標」について。
さほど難しい内容ではないけれど、一人二人脱落する生徒がでる箇所です。
仮説の部分は英語を理解しないと、エクササイズができない、という問題もあります。

しかし、さきほど学校から連絡があり、今週は大きなストライキが計画されているそうで、
学校にたどりつけないかも・・・ということでした。
二年前も私の担当の授業の期間が大きなストライキと当たってしまい、
最初の授業がまずキャンセル。
そして翌週もキャンセル。
三週目キャンセルになると、試験期間と授業期間がバッティングしてしまうことから
冷や冷やしてまっていたところ、
ようやく前日にストライキが終わり、何とか授業を始めることができました。

大体学校が遠すぎるんだよー。

ソルボンヌといってみんなが思い浮かべるのはパンテオンの素晴らしい金冠をかぶり、堂々とした
石の建物。
一方私が教えるクラスは森の中。
パリから向かうと1時間かかる。
駅からキャンパス向かって歩いている道は、獣道のような感じで、狸でも出そうな感じ。
誰ともすれ違うこともなく寂しい。
建物もなんだか山小屋を彷彿とさせる木のぬくもりのある建物で
大きな窓から見えるのは木立。
夏なら気持良さそうだが、私の授業は毎年冬なので、寒々しいばかりです。

Sorbonne Pantheon という学校に入学して、このキャンパスに送られる生徒たちは
なんだか理不尽なものを感じているようです。私もだ。

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